柔道整復師をめざそう!

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医療・スポーツなど幅広い分野で活躍できる 柔道整復師をめざそう!

社会に貢献できる仕事として、今、注目されるひとつに「柔道整復師」があります。「ほねつぎ」や「整骨院」として知られていますが、近年はスポーツの治療だけでなく、リハビリや介護支援、スポーツトレーナーなど、幅広い分野で求められるようになってきました。
ここでは柔道整復師について、仕事の内容や活躍分野、資格取得の方法などをご紹介します。

柔道整復師ってどんなことをする人?

柔道整復師ってどんなことをする人?

柔道整復師は、柔道の治療から派生した「柔道整復術」を使って、骨折・脱臼・打撲・捻挫・挫傷などの治療やリハビリを行うことができる国家資格です。
人の体が本来持つ治癒力を引き出すため、手術を行わない「非観血的療法」が特徴で、日本独自の施術として世界的にも注目されています。

柔道整復術とは?

日本古来の武術のひとつである“柔術”には、相手を倒す武術としての“殺法(さっぽう)”と、治療の“活法(かっぽう)”があり、この2つからスポーツ競技の「柔道」と、「柔道整復術」が派生しました。柔道以外にも幅広く用いられる柔道整復師の主な施術には、骨折や外れた関節を元に戻す「整復法」、患部を包帯や添え木などで固定する「固定法」、傷ついた部分を回復するための「後療法」の3つがあります。

どんなところで活躍している?

スポーツ人口の増加や高齢化社会の到来で、柔道整復師は活躍の場を広げています。整骨院などの開業のほか、病院でのリハビリのサポートや、プロ野球やJリーグなどのプロチームで専属のスポーツトレーナーやスポーツジムなどの健康関連施設、介護や福祉の分野での機能訓練指導員など、仕事の内容は多種多様です。
このほか、応急措置が必要なスポーツイベントの救護班や、青少年への啓蒙活動としてケガを防止するためのトレーニング指導など、専門性を生かした社会貢献も盛んで、スポーツを通じて国際的に活躍する柔道整復師も増えています。

柔道整復師をめざそう!

柔道整復師をめざそう!

独立開業も可能!

資格を取得すると「接骨院」や「整骨院」として、独立開業もできます。ただし、接骨院や整骨院の施術には保険が適応されるため、開業するためには、患者さんの保険料の受託委任を行うための「施術管理者」の届け出が必要です。
これまでは柔道整復師の免許があれば届けを出すことができましたので、免許取得後にすぐに開業が可能でしたが、平成30年4月の法改正で、1~3年間の実務経験(届出をする時期によって必要年数が変わります)と研修(2日間程度)を受けることが義務付けられました。なので、しっかりと現場での経験を積んだうえで開業、という流れになることを理解しておきましょう。

柔道整復師になるために

柔道整復師は厚生労働大臣により医業類似行為が認められた国家資格で、毎年3月に実施される国家試験の受験が必要です。試験を受けるためには、高校卒業後に国が指定する学校に通う必要があります。
厚生労働省と文部科学省が認可した指定学校があり、厚生労働省が認めた養成施設での3年間以上の修学か、文部科学省指定の4年制大学で必要な専門科目を履修しなければなりません。各学校のHPなどで内容やカリキュラムなどをじっくり調べ、まずは自分に合った学校を探しましょう。

柔道整復師をめざせるオススメの学校!

徹底した基礎から応用技術の習得まで。自分のやりたいことを叶える!

森ノ宮医療学園専門学校(大阪府大阪市)

森ノ宮医療学園専門学校

本校では臨床現場ですぐに活躍できるために技術力の習得に力を入れています。実技練習の授業は30人クラスで3~4人の教員が入り、一人ひとりの技術レベルに合わせてきめ細やかに指導。経験豊富な柔道整復師や整形外科を専門とする医師から最前線で活躍するスポーツトレーナーまでプロの講師陣が揃い、実践的で高いレベルの技術力を身につけることができます。自分の興味・関心に合わせて自由に選択できる無料のゼミも開講しており、授業時間以外にも学べる場を設けています。卒業後は接骨院、クリニック、スポーツ現場など多彩に活躍することが期待できます。

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