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推薦試験をはじめとして、選考方法に作文・小論文を課す学校が増えています。出題内容と形式は各校で異なるため志望校の出題パターンに合わせたトレーニングが必要です。ここで小論文・作文の書き方のポイントをチェックしましょう。
ここでは原稿用紙の使い方について解説します。基本的な内容なので必ず覚えて試験に臨みましょう。
◎入試用の小論文の解答用紙は、表題(タイトル)・受験番号・氏名などを記入すべき欄が印刷されていることが多く、その場合は所定の場所に各必要事項を書き、一行目から本文を書き始めてよい。
◎本文の書き出しは一マスあけて書き出す(要約など、字数制限のあるものは、あける必要はない。)段落を変えるために改行したときも、一番上の一マスはあけて書き出す。
◎文字はマスに対して適度な大きさで書く。小さすぎたり、大きすぎてマスからはみ出してはいけない。また、促音(っ)や拗音(ゃゅょ)も、それぞれ一字に数える。促音や拗音は一番上のマスにきてもよい。
◎句読点「、」「。」、カギカッコ「「」」などは、それぞれを一字として数える。
◎ただし、行頭に句読点「、」「。」、閉じカッコ「)」や閉じカギ「」」を置いてはいけない。行頭にくる場合は、前行末の文字と一緒に書く。
◎また『』(二重カギカッコ)の使用が原則として本のタイトル、グラフや図表のタイトルの引用を行うときのみ使用する。句読点とカギカッコは1マスに1文字として書く。
◎句読点は、縦書き原稿用紙では「マス目の右上」に、横書き原稿用紙では「マス目の左下」に正確に打つ。
◎課題文を引用する際、句点「。」と閉じカッコ「)」、または閉じカギ「」」、を用いる場合は、〈例1〉のように一つのマスの中に一緒に書く。もしくは、〈例2〉のように句点は省略する。ただし全体で統一して書く。混用してはいけない。
◎縦書きの場合、数字は漢数字を用い、一マスに一数字入れる。横書きの場合は、二字を一マスに入れてよいこともある。
◎制限字数の九割は書くようにする(字数不足では合格は難しい)。
◎文体を統一することも大切である。小論文は常体「~だ。」「~である。」で統一して書くようにする(作文の場合は敬体「~です。」「~ます。」でも可)。
◎話しことばで書かないように注意する。
【例】 ×やっぱり ○やはり◎誤字・脱字、送りがなに気をつける。
◎漢字で書くべき言葉は漢字で書く。ひらがな書きが多い原稿は、減点の対象になる。
◎同じ言葉や同じ表現の繰り返しは避ける(特に文末表現「~思う。」の多用は小論文では厳禁)。
◎主語・述語が合うように書く。一文が長すぎると文脈がねじれ、主・述がかみ合わなくなるので、注意する。
◎一文は四十字から六十字で収めることを心がけ、適切なところで文章を切るようにする。
◎濃い鉛筆を使用し、読みやすい丁寧な字で書く。筆圧の弱い人は特に注意。
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