医療系国家資格一覧。看護・医療・福祉の専門学校・大学の情報を掲載している看護医療進学ネット。
精神に障がいのある人を支援する
精神保健福祉士は精神に障がいをもつ人の社会復帰についての相談や補助業務に従事する専門資格です。
精神保健福祉士は精神障がいの治療を受けている人、または精神障がい者社会復帰施設の利用者を対象に、退院後の生活や就労、各種給付制度など、社会復帰に関する様々な相談に応じ、また実際に退院した後の生活についての助言や指導、日常生活に適応するために必要な訓練を行います。
精神保健福祉士国家試験に合格すると免許が与えられます(厚生労働大臣の免許)。国家試験の受験資格を得るには、保健福祉系大学等で指定科目を履修します。同様に、福祉系短大等の場合には相談援助業務の実務経験を経て受験資格を得ることができます。
社会福祉士取得者は一部試験科目が免除されるので介護福祉士、社会福祉士を取得後に挑戦するのもひとつの方法です。
精神保健福祉士は精神保健福祉センターや保健所、精神障害者福祉施設などに必置資格に準ずる配置となっています。
また、精神科病院においては作業療法士と同じく診療報酬業務があり、多くの精神科病院・クリニックで配置されています。
最近では、企業のメンタルヘルス問題などを取り扱う分野での活動や、社会復帰調整官、精神保健参与員としての活躍など、精神医療・精神保健福祉分野に限定されない活動が期待されています。
第26回 精神保健福祉士国家試験の試験期日・試験地・昨年度の合格率などのデータです。
試験日 | 令和6年2月3日(土)及び4日(日) |
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試験地 | 北海道、宮城県、東京都、愛知県、大阪府、広島県、福岡県 |
第25回合格率 | 受験者数:7,024名 合格者数:4,996名 合格率:71.1% |
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