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准看護師とは、医師が患者を診療する際の補助、健康を回復するための援助を行う専門職です。看護師との違いは「看護業務を自ら判断できない」「看護計画を立案できない」「24時間態勢でのオンコール勤務ができない」などがあります。また管理職への昇進はできません。
看護師と准看護師の違いは資格の発行元で、看護師は厚生労働省の国家資格、准看護師は都道府県知事免許です。若干働く所にも違いがあり、看護師と准看護師の年収比較をすると、平均年収で80万円以上あります。そのため、人件費の問題などから、個人経営の診療所やクリニックで二次救急指定以上の医療機関ではない場合、准看護師を雇用するケースも多いです。
准看護師は中学卒業後に資格取得が目指せ、また最短2年で資格が取れるため、できるだけ早く働き始めたい人に向いています。通学制の看護師学校養成所に進学すれば、准看護師として働きながら看護師国家試験の受験資格を得ることができます。
これまでは10年以上准看護師としての実務経験があれば、通信制の看護師学校養成所に進学することができましたが、2016年8月に保助看法が改正され、通信制への進学に必要な就労年数が10年から7年へと短縮されました。2018年4月の入学者から適用されます。
准看護師になるには、中学校または高校卒業後に准看護師養成学校、または高校の衛生看護科で勉強、その後に、各都道府県で実施される准看護師試験に合格することで、各都道府県の知事から免許が与えられます。
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