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精神に障がいのある人を支援する

精神保健福祉士

精神保健福祉士は精神に障がいをもつ人の社会復帰についての相談や補助業務に従事する専門資格です。
精神障がいの治療を受けている人、または精神障がい者社会復帰施設の利用者を対象に、退院後の生活や就労、各種給付制度など、社会復帰に関する様々な相談に応じ、また実際に退院した後の生活についての助言や指導、日常生活に適応するために必要な訓練を行います。

どんな仕事?

精神障がい者が社会復帰をめざすためには多くの問題があります。
1977年に制定された「精神保健福祉士法」は、精神に障がいのある人の社会復帰を支援する専門職を確立しようとする動きから誕生しました。
社会福祉の中でも専門性の高い資格で、福祉のニーズが多様化する今後、ますます重要になります。

適性

精神保健福祉士は、精神的に障がいがある人を相手にします。
まず、相手が今後、どのような人生を願っているのか、送りたいと思っているのかということをよく聞いた上で、支援や助言を行なわなければなりません。
精神的にさまざまな問題を抱えている人を相手にするので、精神保健福祉士である本人も精神的に大変になると思われ、かなりの忍耐力が必要になってきます。
相手に同化することなく、常に客観的な視点をもちながら指導などを行う冷静は判断力が必要です。
また、相手から信頼を得られるような話し方や行動ができ、人とのコミュニケーションがうまくとれるということも非常に重要です。
責任感があり、的確なアドバイスや助言、支援ができる、思いやりのある人に向いています。

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資格の取り方

精神保健福祉士になるには

精神保健福祉士の資格を取得するには、国家試験受験資格を得て試験に合格する必要があります。
受験資格を取得するのには次のような方法があります。

  • 保健福祉系大学等で指定科目を履修する。
  • 保健福祉系短大等で指定科を履修したあと、相談援助実務を行う。
  • 福祉系大学等で基礎科目を履修し、短期養成施設等を卒業する。
  • 福祉系短大等で基礎科目を履修し、相談援助実務経験を経て短期養成施設等を卒業する。
  • 社会福祉士資格取得後、短期養成施設等を卒業する。
  • 一般系大学等卒業後、一般養成施設を卒業する。
  • 一般系短大等卒業後、相談援助実務経験を経て、一般養成施設を卒業する。
  • 相談援助実務経験を経て、一般養成施設を卒業する。

試験は筆記のみで、精神医学を始めとした全12科目が実施されます。
社会福祉士取得者は一部試験科目が免除されます。
介護福祉士社会福祉士を取得後に挑戦するのもひとつの方法です。

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卒業後の進路と展望

精神保健福祉センターや保健所、精神障害者福祉施設などに必置資格に準ずる配置となっています。
また、精神科病院においては作業療法士と同じく診療報酬業務があり、多くの精神科病院・クリニックで配置されています。 最近では、企業のメンタルヘルス問題などを取り扱う分野での活動や、社会復帰調整官、精神保健参与員としての活躍など、精神医療・精神保健福祉分野に限定されない活動が期待されています。

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