資格・職業・国家試験一覧

診療・治療・予防のための検査・データ分析のエキスパート

臨床検査技師になるには

臨床検査技師医師の治療に必要となる、客観的な患者の生体データの検査を担当します。
データにより、病気の診断や治療の方向付け、病後の経過などを知るために必要なのが臨床検査業務です。

注目の学校

★昭和医療技術専門学校

【都内で唯一、臨床検査技師教育に特化した実績のある伝統校です!】

昭和医療のキーワードは「全員卒業・全員合格」。国家試験合格実績では全国トップクラスで、2015年3月、本校卒業生74名全員が国家試験に合格し、3年連続で全員卒業と全員合格を達成しました!
また、知識・技術教育の他にも、挨拶や礼儀、接遇、コミュニケーション能力の向上など、専門学校ならではの技能教育や人間教育を大切にしています。

http://www.showa.ac.jp/ (昭和医療技術専門学校)

どんな仕事?

医療は医師を中心に行われるのはもちろんですが、今日では客観的な臨床検査データにより総合判断されるようになりました。
すなわち、病気の診断や治療の方向づけ、病後の経過などを知るためには臨床検査の役割は重要です。 高度化・多様化した現代医療において、臨床検査技師の取り扱う対象はますます広くなり、専門的になっています。
そのため、臨床検査技師の役割が高まり、同時に、高度な専門技術を使いこなせる優秀な人材が強く求められています。

また、国民の高齢化が進むなかで、老人に対して定期的に健康診断を行うことが制度化していますが、そのほとんどが臨床検査の分野です。
かつてはこれらの臨床検査は、医師が診療とともに行ってきたものですが、疾病が複雑になるにつれて臨床検査も広範囲になり、かつ臨床検査技術も高度化されてくると、検査を分担する専門職種が必要となりました。
現在、全国で約7万人の臨床検査技師が活躍しています。

おもな臨床検査

臨床化学検査

血液、尿などに含まれるたんぱく質、糖質、脂質、酵素、電解質、ホルモンなどを化学的に分析し、病気との関連を見い出します。

血液検査

赤血球・白血球など細胞の増減や、血球の形態学的検査、出血・凝固に関する因子の検査を行い、血液疾患または関連した病気の診断に役立たせます。

微生物検査

いろいろな病気をおこす病原菌やウイルスなどの検査、発見された病原菌が種々の薬剤に対してどのような抵抗力をもっているかなどを検査し、治療の方針をきめます。

免疫検査

抗原抗体反応を応用した検査で、梅毒やリウマチの検査、HB抗原その他の抗原や抗体の検査をします。

病理検査

人体の一部から取り出した組織片から標本を作製し、病変があるかどうかを検査します。
また細胞診といって、子宮や胃の粘膜からあるいは喀痰や尿から細胞の検査を行い、がんの早期発見に役立てています。
この検査を専門に行う人を細胞検査士(スクリーナー)といいます。
臨床検査技師取得後の認定資格です。

輸血検査

輸血のための検査、すなわち血液型や交差適合試験を行い、輸血事故を未然に防止します。

生理機能検査

各種の測定器を使って患者さんを直接検査するもので、心電図、心音図、脳波、筋電図、呼吸機能、眼底写真、熱画像、超音波、MRIなどの検査をします。

以上の検査は、ほとんど病院や診療所で行われています。
このほか、公衆衛生や予防医学の分野でも検査が行なわれており、研究所や保健所において、公害関係の衛生検査、環境検査などがあります。

ページトップへ

資格の取り方

臨床検査技師になるには

臨床検査技師試験(国家試験)に合格すると免許が与えられます(厚生労働大臣の免許)。
国家試験の受験資格を得るには次のような方法があります。

  • 高校卒業後、文部科学大臣または厚生労働大臣指定の養成施設(短大・専門学校など)で3年以上必要な知識と技能を修得する。
  • 大学において検査に必要な知識、技能を修めた者。4年間修学する。
  • 大学の医・歯・獣医・薬学部などで、厚生労働大臣の指定する科目を修める。
  • 外国の相当する学校卒業者または免許所持者で、厚生労働大臣の認定を受ける。

養成施設の種類

臨床検査技師養成施設は全国に70校あります。
学校区分では大学41校、短大5校、専門学校など養成所24校です。

修業年限

大学4年、短大3年、養成所は3年です。

ページトップへ

こんなことを学ぶ

臨床検査技師養成の指定規則・指導要領の改正が2000年3月に行われ、新しい教育が2000年4月からなされています。
この改正により、今までのカリキュラムとは違い大まかな内容は規定するものの、中身は学校が決定でき、個々の独自性が発揮されるような、弾力的な運営が可能となりました。
また単位制の導入により専門学校や短期大学から大学への編入もスムーズに行われるようになりました。

基礎分野(14単位)

人間性を磨き、生命倫理、人間の尊厳を幅広く理解し、科学的思考の基盤、国際化及び情報化社会に対応できる能力を養います。

専門基礎分野(20単位)
  • 人体の構造と機能
  • 医学検査の基礎と疾病との関連
  • 保健医療福祉と医学検査
  • 医療工学及び情報科学
専門分野(59単位)

次の7つに分かれ、それぞれで検査法だけでなく、その結果の解析・評価まで学ぶような目標が掲げられています。

  • 臨床病態学
  • 形態検査学
  • 生物化学分析検査学
  • 病因・生体防御検査学
  • 生理機能検査学
  • 検査総合管理学
  • 臨地実習

ページトップへ

卒業後の進路と展望

臨床検査技師の養成施設卒業後の進路は、病院(臨床検査部もしくは中央検査部)などの医療機関が中心。
保健所、公共の衛生研究所、大学の研究室などの教育・研究機関、企業の健康保険組合、検査センター、医療機器会社、製薬会社、化学薬品会社、医療関連企業が主な機関です。

現在、臨床検査技師の資格を取得する人は毎年3,000人程度で、その過半数が女性です。
社会的にも重要な職種ですが、教師・看護師等と並んで女性の社会進出がきわめて容易な職種といえます。
求人も安定していて、離職率も低く、ほとんどの求職者が総合病院・大学病院・診療所・開業医などの医療機関に就職します。

臨床検査技師に求められるもの

医療の高度化と分業化が進み、臨床検査技師の取り扱う検査対象はますます広く専門的なものになりました。
たとえば、先端医療の分野では、遺伝子のガン発症との関係の研究が進むに連れて、細密で正確な細胞検査が要求されています。
また、エイズなどの免疫不全症の治療や臓器移植の際の拒否反応の研究等においても臨床検査の精密さが要求されています。
このように新しい検査法の開発と他の医療従事者との協力がますます進展していく必要があります。

予防医学の面では、高齢化と福祉の充実の必要という現状から、人々の健康への関心が高まり、人間ドッグや定期健康診断、生活習慣病検診の利用者が増えています。
環境衛生面、公衆衛生面での、ルーティンワークとしての臨床検査が必要不可欠なものになっています。

おすすめ特集

もっとみる

分野とエリアを選ぶだけ!おまかせ資料請求!

  1. 看護の専門学校・大学情報は「看護医療進学ネット」
  2. 資格・職業・国家試験一覧
  3. 医療系国家資格一覧
  4. 臨床検査技師